ホームページ(HP)とランディングページ(LP)の違い~「会社の信用づくり」と「商品を売るための営業ページ」~

比較項目ホームページ(HP)ランディングページ(LP)
位置づけ・イメージネット上の本店
会社案内パンフレット+店舗
24時間働くWeb営業マン
チラシ+営業マン
主な目的会社の信頼構築、存在証明問い合わせ・購入などの成果獲得
役割・載せる内容会社全体の紹介(会社概要、事業内容、採用)特定の商品・サービスを売ることだけに特化
ページ構成複数ページ(メニューがあり回遊してもらう)縦長の1ページ完結(他ページへのリンクは消す)
ターゲット(見る人)取引先、求職者、既存客など幅広い人広告やSNSから流入する見込み客
集客の導線検索(SEO)、紹介、名刺、SNSWeb広告、SNS広告、LINE、YouTube
訪問者の行動(ゴール)信頼できそうな会社だ」と感じてもらう今すぐ申し込む(購入・資料請求など)」
よくある失敗と対策HPだけ作って満足し、売上に繋がらない
⇒売るための導線(LP)が必要
作っただけで放置され、誰も見に来ない
少額から広告を出して人を集める
中小企業の基本ステップまずはHPを作り、ネット上の信用を確保する主力商品が決まったら、売上を作るためLPを1本組む
運用の最重要ポイントブログや実績を更新し、安心感を与えるスマホで見やすいか、対象を1つに絞れているか

HP(ホームページ)は「会社の信用づくり」
LP(ランディングページ)は「商品を売るための営業ページ」です。

中小企業でいうと、

  • HP = 「会社案内パンフレット+店舗」
  • LP = 「チラシ+営業マン」

のイメージです。


📊 HPとLPの違いを一目で整理

項目ホームページ(HP)ランディングページ(LP)
主な目的会社の信頼構築問い合わせ・購入獲得
役割会社全体の紹介特定商品を売る
構成複数ページ1ページ完結
見る人幅広い人見込み客
導線回遊してもらう申し込みだけに集中
集客SEO・紹介・SNS広告中心
デザイン落ち着いた構成強い訴求
ゴール「信頼できそう」「今すぐ申し込む」

ホームページ(HP)とは

HPの役割

HPは、会社の「ネット上の本店」です。

訪問者はまず、

  • この会社は本当に存在するのか
  • 信頼できるのか
  • 何をしている会社か

を確認します。

つまりHPは、
「怪しくない会社ですよ」
を証明する場所です。


HPに載せる主な内容

内容目的
会社概要信頼性
サービス紹介事業理解
実績安心感
お客様の声信頼
ブログSEO集客
採用情報人材確保
お問い合わせ相談窓口

HPの具体例

例えば「町の社労士事務所」の場合。

HPには、

  • 事務所紹介
  • 代表プロフィール
  • 助成金支援内容
  • 顧問契約内容
  • 料金表
  • ブログ
  • お問い合わせ

などを載せます。

目的は、
「この先生なら相談できそう」
と思ってもらうことです。


ランディングページ(LP)とは

LPの役割

LPは、
「1つの商品・サービスを売るためだけ」
に作るページです。

目的は非常にシンプルです。

  • 問い合わせ
  • 資料請求
  • LINE登録
  • セミナー申込
  • 商品購入

など、
1つの行動だけをしてもらうために作ります。


LPの特徴

① 縦長1ページ

LPは上から下へ読むだけです。

まるで営業マンが説明する流れになっています。


② 他ページへのリンクを消す

通常のHPには、

  • 会社概要
  • ブログ
  • 採用情報

などのメニューがあります。

しかしLPではこれを消します。

理由は簡単です。

途中で別ページへ逃げてしまうからです。


③ 感情を動かす構成

LPは「論理」だけでなく
感情を動かす設計になっています。


LPの典型構成

順番内容
キャッチコピー
悩みへの共感
解決策提示
商品説明
実績・お客様の声
特典
価格
CTA(申込みボタン)

LPの具体例

例:助成金支援サービスLP

上部

「助成金申請、採択率を高めたい経営者様へ」


悩み提示

  • 書類が難しい
  • 時間がない
  • 何を書けばよいかわからない

解決策

「中小企業診断士+社労士が申請を支援」


実績

  • 採択率○%
  • 支援件数○件

CTA

「無料相談はこちら」

ボタンを配置。


HPとLPはどちらが必要?

基本の考え方

まずHP

会社の信用を作る。

次にLP

特定サービスを売る。

この順番が一般的です。


📌 中小企業で多い失敗

❌ HPだけ作って終わる

これは非常に多いです。

綺麗なHPを作っても、

  • 問い合わせが来ない
  • 売上につながらない

ケースが多いです。

理由は、
「売る導線」がないからです。


LPは「営業マン」

LPは24時間働く営業マンです。

例えば、

  • 広告
  • Instagram
  • LINE
  • YouTube

から見込み客をLPへ集めます。

するとLPが自動で説明してくれます。


WordPressでLPを作る方法

すでにWordPressのHPがある場合、
同じWordPress内で作るのが一般的です。


方法① テーマのLPテンプレートを使う(最も簡単)

手順

① 固定ページ作成

管理画面
→「固定ページ」
→「新規追加」


② テンプレート変更

「LP」
「1カラム」
「フル幅」

などを選択。


③ メニューを消す

重要です。

  • ヘッダー
  • サイドバー
  • フッター

を非表示にします。


④ 内容を作成

おすすめ順序。

順番内容
1キャッチコピー
2悩み
3解決策
4実績
5お客様の声
6特典
7CTAボタン

LP公開後の「導線」が超重要

LPは作っただけでは誰も来ない

ここが重要です。

HPは検索で見つかることがあります。

しかしLPは基本的に
広告で人を集めるページです。


LPへの導線(集客方法)

方法特徴
Google広告今すぐ客向け
Instagram広告視覚訴求に強い
LINE誘導リピーター化
ブログ記事SEO活用
QRコードリアル営業向け

📱 具体例:整体院

流れ

① Instagram広告

「肩こりで悩んでいませんか?」

② LPへ誘導

  • 悩み
  • 改善事例
  • お客様の声

を見せる。

③ LINE登録

④ 来店予約

これがLP活用の典型例です。


中小企業におすすめの始め方

初心者向けの現実的ステップ

ステップやること
HPを作る
Googleビジネス登録
ブログを書く
主力商品を決める
LPを1本作る
小額広告を出す

LPで重要な3つのポイント

① 誰向けかを絞る

悪い例:

「すべての企業向け」

良い例:

「従業員20名以下の建設業向け」


② 行動を1つに絞る

  • 購入
  • LINE登録
  • 問い合わせ

など、1つだけ。


③ スマホ最優先

現在は多くがスマホ閲覧です。

  • ボタンが小さい
  • 文字が多い
  • 読みにくい

これだけで離脱します。


最後に

HPとLPの役割は全く違う

HP

= 「会社の信用づくり」

LP

= 「売上を作る営業ページ」

です。

特に中小企業では、

  • HPだけ
  • SNSだけ

では成果が出にくく、

「SNS・広告 → LP → 問い合わせ」

という流れを作ることで、
初めて売上につながりやすくなります。