| フェーズ | 期間 | 項目 | 内容・ポイント | 導入ツール |
| 1. 土台作り | 1〜2日目 | アカウント作成 | Proプランから開始(月額約3,000円)。慣れたらアップグレード。 | Claude.ai |
| インストール | Macは専用コマンドで完結。WindowsはWSLが必要。 | ターミナル / WSL | ||
| 初期設定 | CLAUDE.mdを作成し、秘書・参謀としての人格・ルールを固定。 | CLAUDE.md | ||
| 2. 知識蓄積 | 1週間目 | 会社フォルダ構築 | 経営・販促・財務などのフォルダ階層をAIに自動作成させる。 | PCローカルフォルダ |
| 情報管理連携 | 機密はObsidian(ローカル)、共有は**Notion(クラウド)**で使い分ける。 | Obsidian / Notion | ||
| 3. 自動化始動 | 2週間目 | Google連携 | MCPでGmail/カレンダー接続。「おはよう」で予定とメール要約を表示。 | Gmail / カレンダー |
| チーム連携 | Slackの重要発言サマリー作成。余裕があればZapier経由でLINE連携。 | Slack / Zapier | ||
| 4. AIチーム化 | 1ヶ月目 | スキル化 | 定型業務をマニュアル化して記憶させ、次回から一言で実行。 | Claude Code スキル |
| エージェント編成 | 役割の異なる5体のAIチームを組み、議事録から戦略資料を自動生成。 | AIエージェント |
全体像
【フェーズ1】土台を作る(1〜2日目) Claude Code導入 → Googleツール連携 【フェーズ2】知識を蓄積する(1週間目) Obsidian/Notion → 会社フォルダ構築 【フェーズ3】コミュニケーションを自動化(2週間目) Gmail → Slack → LINE連携 【フェーズ4】AIチームを組む(1ヶ月目) スキル作成 → エージェントチーム → 全自動化
フェーズ1:Claude Code本体を導入する
▶ STEP 1-1:Anthropicアカウントを作る(5分)
- claude.ai にアクセス
- メールアドレスまたはGoogleアカウントで登録
- プランを選ぶ
| プラン | 月額 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| Pro(サブスク) | 約3,000円 | まず試したい経営者 |
| Max(サブスク) | 約15,000円 | 本格的に使いたい人 |
| API従量課金 | 使った分だけ | ヘビーユーザー向け |
💡 まずProプランから始めてOK。慣れたらアップグレードすれば十分
▶ STEP 1-2:パソコンにインストールする(10〜20分)
Macの方(推奨・比較的簡単)
2026年現在、ネイティブインストーラーが推奨されており、Node.jsすら不要です。ターミナルを開いて以下を貼り付けるだけです。
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | sh
Windowsの方(少し手間がかかる)
Windowsユーザーの場合、通常のコマンドプロンプトやPowerShellでClaude Codeを実行することはできません。Windows Subsystem for Linux(WSL)を使用する必要があります。
詰まったら「Claude Code Windows インストール」で検索するか、詳しい人に30分手伝ってもらうのが最短です。
▶ STEP 1-3:初回ログインと起動(5分)
初回起動時はブラウザが自動的に開き、Claude.aiのログイン画面が表示されます。
- ターミナルに
claudeと入力してEnter - ブラウザが開く → Anthropicアカウントでログイン
- プラン選択画面で 「subscription(月額サブスク)」 と書かれた方を選ぶ
- チャット画面が表示されれば完了
⚠️ 黒い画面が出てきてもビビらなくてOK。右側のチャット欄だけ見ていれば使えます
▶ STEP 1-4:CLAUDE.md(人格設定ファイル)を作る(10分)
これがClaude Codeの性格・ルールを決める最重要ファイルです。
チャットにこう打ち込むだけで自動作成してくれます:
私は中小企業の経営者です。 あなたは私の優秀な秘書兼経営参謀として働いてください。 ・常に日本語で回答する ・結論から先に言う ・リスクがある場合は必ず指摘する ・私の会社名は〇〇です このルールをCLAUDE.mdとして保存してください。
フェーズ2:情報管理ツールと連携する
▶ STEP 2-1:「会社フォルダ」を作る(30分)★最重要★
これをやるかどうかで、その後の使い勝手が10倍変わります。
📁 会社名(親フォルダ)← Claude Codeはここを起点に動く ├── 📁 strategy(経営戦略・中期計画) ├── 📁 marketing(広告・SNS・販促資料) ├── 📁 finance(売上・予算・財務) ├── 📁 sales(営業資料・顧客情報) ├── 📁 management(人事・組織・会議録) └── 📁 knowledge(社長の思考メモ・ノウハウ)
フォルダ設計もClaude Codeに任せてOKです:
うちの会社は〇〇業で従業員〇名です。 Claude Codeと連携するための会社フォルダ構成を 提案して、そのまま作成してください。
▶ STEP 2-2:Obsidianを導入する(30分)★経営者の脳を蓄積★
なぜObsidianか: データが自分のパソコンに保存されるため機密情報が外部に流出しない、かつClaude Codeが直接読みに行けるという二重のメリットがあります。
- obsidian.md から無料ダウンロード
- インストール後、先ほど作った会社フォルダの中にVault(保管庫)を作成
- 今後の会議メモ・アイデア・意思決定の記録をここに書く
Claude Codeとの連携イメージ:
「先月の幹部会議で決まった方針をまとめて」 ↓ Claude CodeがObsidianのファイルを読んで自動要約
💡 NotionはチームとのWebサービス共有向き、ObsidianはパソコンへのローカルデータなのでAIに社外秘の情報を連携させたい経営者向き
▶ STEP 2-3:Notionを連携する(チームがいる場合・20分)
チームメンバーと情報共有が必要な場合はNotionも連携します。
Claude Codeのチャットに: 「NotionのMCPサーバーを設定してください。 Notionのインテグレーションキーは〇〇です」
使い分けの原則:
| 情報の種類 | 保管場所 |
|---|---|
| 社長の思考・機密戦略 | Obsidian(ローカル保存) |
| チームとの共有資料 | Notion(クラウド共有) |
| 数字・データ | Googleスプレッドシート |
フェーズ3:コミュニケーションツールと連携する
▶ STEP 3-1:Googleカレンダー+Gmailを連携する(20分)★最優先★
Claude CodeはMCP(Model Context Protocol)を使えば、外部サービスやカスタムツールでClaude Codeの機能を拡張できます。
チャットにこう打つだけで設定してくれます:
GoogleカレンダーとGmailをMCPで連携してください。 毎朝「おはよう」と言ったら今日のスケジュールと 未処理メールの要約を表示するスキルを作ってください。
連携後にできること:
「おはよう」と打つだけで… ・今日の予定一覧 ・優先タスクの整理 ・未返信メールの要約 ・今日の時間配分の提案 が自動で表示される
▶ STEP 3-2:Slackを連携する(チームがいる場合・20分)
「SlackのMCPサーバーを設定してください。 毎週月曜朝に全チャンネルの重要発言を まとめた週次サマリーを作るスキルを作ってください」
▶ STEP 3-3:LINE公式アカウントの連携(Zapier経由・余裕ができてから)
LINE公式はMCPに直接対応していないため、Zapierを橋渡しに使います。
【連携の流れ】 Claude Code → Zapier → LINE公式アカウント ↑ ここが橋渡し役
- zapier.com でアカウント作成(無料〜月額3,000円)
- ZapierのMCPサーバーをClaude Codeに設定
- 「LINEに〇〇を配信して」と言えばZapier経由でLINEに送信
⚠️ LINE連携はZapierの設定が少し複雑。焦らず他のツールに慣れてから取り組むのがおすすめ
フェーズ4:スキルとAIチームで全自動化する
▶ STEP 4-1:スキルを作って仕事を自動化する
スキルとは「一度やった仕事をマニュアル化してAIに記憶させる仕組み」です。
スキルの作り方(超簡単):
1. 「議事録からこういう戦略資料を作って」と1回お願いする
2. 気に入ったら「これをスキルとして保存して」と言う
3. 次回から「議事録渡すから資料作って」だけで自動実行
中小企業経営者向けスキル候補:
| スキル名 | 使うツール | できること |
|---|---|---|
| 朝のブリーフィング | カレンダー+Gmail+Obsidian | 毎朝のスケジュール+メール要約 |
| 経営会議資料作成 | Notion+スプレッドシート+Slack | KPI・進捗・重要連絡を自動集約 |
| 議事録→戦略資料変換 | Obsidian+Gemini | 会議録から戦略レポートをPDF作成 |
| 顧客の声分析(VOC) | Gmail+Slack+X | お客様の声を週次でレポート化 |
| 売上サマリー | スプレッドシート | 数字を自動集計してグラフ付き報告 |
▶ STEP 4-2:5体のAIエージェントチームを組む
慣れてきたら複数のAIに役割分担させる「チーム編成」に挑戦します。
チャットにこう打つだけ: 「ミーティングの議事録を渡したら 以下のチームで戦略資料を作ってください。 ①論点整理エージェント ②市場リサーチエージェント ③顧客課題リサーチエージェント ④戦略立案エージェント ⑤全否定・リスク指摘エージェント このチームをスキルとして保存してください」
チームが組まれたら、次回からは:
「昨日の会議の録音ファイルを渡すから 戦略資料を作って」 ↓ 5体が自動起動して30分でPDFレポート完成
まとめ:導入スケジュール全体像
| 時期 | やること | 使うツール | 難易度 |
|---|---|---|---|
| 1日目 | アカウント作成・Claude Codeインストール | Claude Code本体 | ★★☆ |
| 2日目 | 会社フォルダ作成・CLAUDE.md設定 | ローカルフォルダ | ★☆☆ |
| 3〜4日目 | GoogleカレンダーとGmail連携・朝のスキル作成 | Googleツール | ★☆☆ |
| 5〜7日目 | Obsidian導入・知識の蓄積開始 | Obsidian | ★★☆ |
| 2週間目 | Notion・Slack連携(チームがいる場合) | Notion/Slack | ★★☆ |
| 3週間目 | スキルを3〜5個作って定型業務を自動化 | 全ツール連携 | ★★☆ |
| 1ヶ月目 | AIエージェントチームを組む | フル活用 | ★★★ |
| 余裕ができたら | Zapier経由でLINE公式連携 | Zapier+LINE | ★★★ |
結論:1日目にClaude Codeを入れて、2日目に「おはよう」と打ってみてください。それだけで経営者の仕事が変わり始めます。難しいことは全部Claude Code自身に聞けば教えてくれます。

