経済産業省 補助金

補助金はもらうことが目的にならないようにすることが重要です。目的は事業拡大ですから、補助金がなくてもやりますか、ということがポイントです。補助金がないとやらない場合は、過剰投資となります。

補足)補助金と助成金の目的の違い
    補助金 :経済活性化
    助成金 :雇用確保、安定、労働環境整備、待遇改善

規模による大まかな区分

以下は規模による大まかな区分ですが、規模が小さくても補助金額が大きな補助金を申請できることは可能です。詳細は各補助金の応募要領を確認ください。

売り上げ1億未満の会社

個人事業主も使える小規模事業持続化補助金、或いはパソコン購入に使えるIT導入補助金(設備投資は使えません)です。なお、小規模事業者補助金はWEB関係費用は全体の1/4以下が要件ですので注意が必要です。また小規模事業持続化補助金の創業型は創業3年以内の方が対象です。その他の方は通常型等を使うことになります。
その他、省エネ補助金があります。こちらを参考にしてください。

売り上げ1億以上の会社

ものづくり補助金や省力化補助金等です。システム構築と設備投資どちらにも使える補助金はものづくり補助金省力化投資補助金です。両補助金ともに賃金引上げが必要となっています。賃金引上げができなかった場合は補助金返還を求められます。
大まかな使い分けのポイントは以下の通りです。
<使い分け>
1.オーダーメイド性
  あり→省力化投資補助金(一般形)
  なし→省力化投資補助金(カタログ型)或いはIT導入補助金
2.社外販売
  あり→ものづくり補助金(新商品サービスが必要)
  なし→省力化投資補助金(一般形)(社内のみ社外販売不可。新規性は不要)

売り上げ30億以上の会社

成長加速化補助金は2,025年度から始まる100億企業を育成しようという補助金で、100億企業宣言、最低1億以上の投資が必要となっています。詳細はこちらを確認ください。

以下、代表的な補助金(経済産業省パンフレット)です。詳細、その他補助金は経済産業省(ミラサポ)ホームページを参照ください。

小規模事業持続化補助金

IT導入補助金

ものづくり補助金

省力化補助金

事業再構築補助金