NotebookLMを使い議事録を作成する方法を説明致します。
NotebookLMに音声ファイルを取り込んで議事録を作成する手順
- 音声データを準備
- 会議や打ち合わせをレコーダ、録音アプリ(iPhoneなら「ボイスメモ」、AndroidやPCでも)で記録します。録音前には、必ず参加者全員の同意を得てください。
- NotebookLMにログインしてノートを新規作成
- ブラウザまたはアプリからNotebookLMを開き、「新規作成」または「ノートを作成」をクリックします。
- 音声ファイルをアップロード
- 「ソースをアップロード」または「Add source」から、録音したMP3やM4A形式の音声ファイルを選びます。直接取り込めば自動で文字起こし(トランスクリプト化)されます。
- NotebookLMが音声を文字起こし
- アップロードした時点で、自動的に音声をテキストに変換し、閲覧可能になります。
- AIに要約・議事録化を依頼
- 以下のようなプロンプトで依頼すると、実務で使える議事録に仕上がります:
あなたは優秀な議事録作成者です。 この会議の概要、決定事項(誰が、いつまでに、何をやるか)、発言者別の発言要約、ToDoリストを整理してください。 冒頭に議題リストと要約、末尾に決定事項/懸念事項/TODOを明確に記載してください。
工夫したカスタム指示により、見やすさと実行性の高い議事録が完成します。
- 以下のようなプロンプトで依頼すると、実務で使える議事録に仕上がります:
- 議事録のチェックと補足
- 自動生成された内容に誤りがないかチェックし、必要に応じて補足・修正を行うと精度が高まります。
- さらに磨くには
- 生成されたテキストから、たとえば「締切を教えて」「担当者は誰?」といった具体的な質問を入力し、自動で抽出・整理させることも可能です。
NotebookLMの便利な追加機能:Audio Overview(音声要約)
議事録だけじゃ物足りない経営者には、AIによる“ポッドキャスト形式の音声まとめ”もおすすめ!
- Audio Overviewとは
- NotebookLMがアップロードされた音声や文書をもとに、2人のAIホストが掛け合いで内容をまとめてくれる音声形式の議事録です。まるで社長室ラジオのような会議報告が可能。
- 使い方
- ノートブックを開き、「Studio」パネルや「Audio Overview」アイコンを選択
- 「Generate(生成)」をクリックすると、数分後にAIホストによる音声議事録が完成します。
- 英語音声が中心ですが、日本語設定でも試せる場合があります(Googleアカウントの言語設定に依存)。
- 魅力ポイント
- 移動中や他の作業中でも「ながら聞き」で議事内容確認ができ、従業員への共有資料にもユーモアを含めて面白く伝えられます。「社長ラジオ聞いた?」とネタになるかも!
実践に活かせるヒントとユーモア例
工夫ポイント | 効果・実例 |
---|---|
「ながら議事録」活用 | 移動中や資料作成中に耳で議事録を確認、時間を有効活用。聞いて納得、話しかけるとAIが答える“二代目秘書感”あり。 |
「タスクしっかり整理プロンプト」導入 | 「誰が・いつまでに・何をするか」式のToDoリストで明瞭整理。同僚も「このタスク君…」と笑いながら振られるかも。 |
音声で「会議ラジオ」 | Audio Overviewを「社長室ラジオ」として共有。BGM的に流しながら「本日のネタは●●会議!」と盛り上げる。 |
AIのつっこみ機能 | Chatに「この発言、もっと笑いを交えて説明して」と聞いてもらえば、ちょっとした“社内漫才”仕様にアレンジ可能。 |
まとめ
- NotebookLMへの音声アップロード → 自動文字起こし → プロンプトで議事録化 → 必要に応じて補正&応用
- Audio Overviewによる“会議ポッドキャスト化”で、移動中リスニングやユーモア共有もOK
- 「誰が」「いつまでに」「何を」の明確化が、意思決定・モチベーション向上につながる